ボルドー旅行記③「メドック地区シャトー見学『ムートン』『ランシュバージュ』他」

ボルドー3日目。
コルディアンバージュを早朝にチェックアウトして、見学&試飲を予約していたシャトーへ向かいました。

この日、試飲を含めた見学を事前に申し込んでいたのは、次の2つ
それ以外は指をくわえて外観を見学するだけ、ということで

 シャトー・ムートン・ロートシルト
 シャトー・ランシュ・バージュ

1つめ
シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau Mouton Rothschild)
ボルドーの格付け第一級、日本でもよく名の知れた高級ワインのシャトーです。

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普段安ワインしか飲まない私たちにとっては高値の高嶺の花、ということで緊張しましたが
案内してくれる方はとてもフレンドリーな方で少し安心するのでした。

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(ちょうどワインを仕込んでいる場所に出くわすこともできました。)

こういった欧米のワイナリー見学、実は初めてではありませんが
ただもうここの設備は他のと比べて圧倒的に整っていました。その規模ときちんと管理されている感がとびぬけてましたよー。

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ワイナリー見学に行かれたことがある方ならご存じかと思いますが、
「2階部分から材料を入れて、1階から出す!」みたいな感じです。

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建物の中全体が、ワインと樽のいい香り
特に、ワイン樽が寝かされた空間は、相当いい香りがします。

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また、シャトー・ムートンは毎年ラベルのデザインを様々な画家やアーティストに依頼することでも知られていて
その展示が面白く、
ロスチャイルド家の財力はんぱないな~と思ってしまうような素晴らしい美術品を見ることもできました。(撮影禁止)

最後にお楽しみの試飲。

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オーナーが所有する別のシャトー「シャトー・クレール・ミノン( Chateau Clerc Milon)」「シャトー・ダルマイヤック(Chateau d'Armailhac)」を含め、3種類をいただくことが出来ました。クレールミノンもダルマイヤックも、ボルドーの第5級ワインです。
お味もまたここでわざわざいうまでもないような、素晴らしいワインでしたが
ムートンはさらに上をゆく別格のワインでした

試飲させてもらった3杯のクオリティを考えると
ここの見学&試飲代金の元がとれた…というか、かなりお得だった気がします


ランチは、同じメドック地区にあってポイヤックの南隣に位置する、サン・ジュリアンへ移動しました。
車で数分です。

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サンジュリアンの市庁舎とその広場(写真の通り、かなりこじんまりしています)を目印に
お目当てのレストランへ

サンジュリアンにある第2級シャトー、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ( Chateau Lynch Bages)やシャトー・レオヴィル・ポワフェレ(Chateau Leoville Poyferre)もすぐそばにあります。

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評判のお店らしいんですが、外観はまるでファームにある一軒家のような(笑)
そして店内は格式ばった雰囲気が一切なく、フランスによくある明るいカフェのような感じ。
ちょっと歴史を感じるモノクロ写真がセンスよく飾られていました。

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デザートなしの2コースをオーダーしました。

アミューズのカボチャのスープ。
まるでデザートみたいなんですが、ほっこり甘めで子供も大好きな味です。

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前菜は、私がホタテを主人がラヴィオリを
メインには、手長海老(ビスクみたいなソースがたっぷりかかったもの)、牛ヒレをオーダーしました。

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メニュー数は多いとは言えませんでしたが、どの料理もソースがめちゃめちゃ美味しかったです!!
イギリス料理には素材がよかったとしても、ソースがあまり期待できないんです(自分で卓上の塩で味をつけさせられること多々)
ロンドンの高級フレンチで食べるようなランチが3コース(前菜、メイン、デザート)込みで€37、デザートなしの2コースで€32
旅の感動も手伝うのかもしれないけど、それでこんなに美味しいなんて破格?

Le Saint-Julien
11 Rue de Saint-Julien, 33250 Saint-Julien-Beychevelle
+33 5 56 59 63 87
おすすめのレストランです


さて、午後は再びポイヤックへ。宿泊した宿があったバージュ村に戻り、もうひとつのシャトー見学をしました。

シャトー・ランシュ・バージュ(Chateau Lynch Bages)

格付けは5級ながらも、味は2級に匹敵するということで「スーパーセカンド」とも呼ばれるワインが醸造されているそうです。
日本でも見かけますが、1本1万円はするような高級ワインなのですよー。

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敷地内建物すべてが、訪問客を意識したつくりとなっていたような気がします。
ここでも施設を見学させていただきながら、最後に試飲がまっています。

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ここも、ちょうどワインの仕込み真っ最中というところでした。
ブドウの搾りかすがあったりして、こんなの見たことないもんだから、テンション上がる!!

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ただの廃棄物なんでしょうが、物珍しさに思わず写真をとってしまった。

ここで面白かったのが、現在は使われていない中世時代のワイン醸造設備を見学することが出来たこと!
古くはローマ時代からワイン作りが行われてたというボルドーの地にあって、
ランシュバージュの歴史は16世紀頃(日本では安土桃山時代)にさかのぼることが出来るそうです。

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ちょっとした博物館を見学しているかのような錯覚。

ワイン樽が並ぶ部屋もまた、いい香り。
思わず樽に鼻を近づけて香りをかぎたくなっちゃうんですが、これは万国共通のようで(笑)

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お楽しみの試飲です。
ランシュバージュの他、同じオーナーがサンテステフに所有する「オルム・ド・ぺズ(Ormes de Pez)」2種類のワインを飲み比べることが出来ました。

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幸せな試飲タイム終了後、敷地内に公園や、カフェや素敵ショップなどがあって
これはもう、時間があればすごく楽しいかも!!

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ショップには、ランシュバージュの各ヴィンテージが勢ぞろい、
さらにこじゃれたワイングッズや、キッチンツール、グラスや器、雑貨など色々、ああ楽しいっ


この後は、さらにメドック地区を南下して、ポイヤックから、サンジュリアン、そしてマルゴーの有名どころシャトーの外観を拝ませてもらい、川の右岸にあるサンテミリオンへ移動することになっていました。

ワインのラベルデザインにもなっていることの多い、ボルドーの「シャトー」。
ブドウ畑の中に点々と存在するその歴史ある建物はどれも本当に美しく絵になるものばかりでした。

シャトー・ピション・ロングウィル(Chateau Pichon Longueville)

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第2級格付け。
おとぎ話のお城のような建物が目をひきます。手前の池に反射する姿がことのほか美しい
現在のオーナーは、大手保険会社のアクサ保険なのだそうですよ~。

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande)

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第2級。名前が長って思いますが(笑)
過去に上のピション・ロングウィルと分割されたもうひとつの方のシャトーです。
道路を挟んで向かい側にあり、左右対称な建物もなんだか似ているな~と思いました。

シャトー・ラトゥール(Château Latour)

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おそらく誰もが耳にしたことのあるはずの第1級シャトー、ラトゥール。
その名の通り、塔がラベルのデザインとなっているやつです。
実際ワインに描かれている「塔」は、100年戦争の真っ只中、14世紀に要塞として建てられたものだそうですが、現在あるのは
その塔に使われた石を利用してつくられた「鳩小屋」なのだそうです。
ここでは、小型トラックに加え、馬が作業に使われているのが印象的でした。

シャトー・ベイシュベル(Chateau Beychevelle)

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第4級。
ここはラベルのデザインが、建物ではなく帆船です。
17世紀、海軍提督を務めた領主への忠誠を誓うべく、シャトーの前を通過する帆船が帆を下したことがその由来となっているそうですよ。
写真にある大きな木は樹齢200年以上なんですって!!
思わず車をとめてしまうほど、美しいシャトーでした。

シャトー・ブラネール・デュクリュ(Chateau Branaire Ducru)

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第4級。
ベイシュヴェルの向いにあるシャトーで、かつてはその一部だった土地が17世紀に分割されて出来たそうです。
門からのびたまっすぐな道の先にある建物が素敵でした。

そしてそして、絶対に見ておきたかったのが
シャトー・マルゴー(Château Margaux)

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歴史的建物にも登録されているこの美しいシャトーは、19世紀初頭にそれまでの城に取って代わって新たに建てられたそうです。
通称「メドックのヴェルサイユ宮殿」。ワインのラベルにも使われているので、見たことのある方が多いんではないかと思います。
まさにその通りの眺めでした

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ここもワインの仕込み真っ最中といった雰囲気でした。
ちなみにシャトー・マルゴーは、テイスティングを含む見学というのが、プロの方限定とされているのですが
HPは日本語訳版も公開されているので、興味のある方御覧になってみると楽しいですよ。

そしてマルゴーではもうひとつ、ワインやさんにも立ち寄ってみました。

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偶然目に入ってきて、雰囲気がとてもよさそうなのでなんとなく入ってみたお店でしたが、大正解。
あとで、ボルドーのワイナリーめぐりガイドを見てみると、このお店のことがちゃんと掲載されていました!!

ラ・カーヴ・デゥリス(La Cave d’Ulysse)
2 RUE DE LA TREMOILLE
33460 MARGAUX - FRANCE
Tel +33 (0)5 57 88 79 94

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はっきり言ってボルドーワインのことなど、全然わからない私達夫婦。
予算や好みを伝えると、店員のドミニクさんがまさにその通りのワインを選んでくれました。もちろん試飲も

ちなみに、日本へはクロネコヤマトで発送してくれるそうですよ。

その後夕暮れの中、川を渡って次の目的地サンテミリオンへと向かいました。

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(写真では微妙ですが、鮮やかな虹がいつまでもついてきてくれました)

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半分雨で、半分が綺麗な夕日の空という、はっとするような美しい夕焼けをみることが出来ました。

続きます


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