ボルドー旅行記⑤「サンテミリオン (Saint-Émilion)、子供が大喜びしたシャトー見学『Chateau Haut Sarpe』他」

サンテミリオン続き。

ボルドーのメドック地区に続き、サンテミリオンでもシャトー見学をしました。
見学したのは2軒。

シャトー・オー・サルプ (Chateau Haut Sarpe)
シャトー・ド・プレサック(Chateau de Pressac)

実は、事前にちゃんと見学予約をしていなくて、慌てて電話してみたという
「メドックでいくつか見学してきたから、サンテミリオンではもういいかな~」
そんなちょっと消極的な部分がありまして

が、どちらもそれを覆してくれる素敵なシャトーでした

シャトー・オー・サルプ (Chateau Haut Sarpe)


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まるで貴族の屋敷!!
というか、実際にそうだったみたいです。

ルイ15世に仕えた伯爵の旧邸宅で
ヴェルサイユ宮殿のプティ・トリアノンを真似て作ったそうですよ。

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美しいお屋敷と、おフランスちっくな庭園と
ここもまた、ワインラベルの絵のような景色でした。

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ところが、約束の時間よりちょっと遅れて来てしまったにもかかわらず
こんなに素敵な建物なのにも関わらず、人ひとり見当たらず・・・いるのは私たち家族だけ。

と、可愛いわんこが熱烈大歓迎してくれました

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(オットーくん)

わんこの後に、作業着風の長身のフランスおじさまが表れて「着替えてくるからちょっとまってて」
それからまた数分後にようやくシャトー見学開始となりました。

と、正直少なからず不安を感じるスタートだったんですが(笑)
ここがかなり楽しい訪問となったのです。

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小高い丘の上に建っているようで、建物の後ろに広がるブドウ畑の眺めもすばらしく
ちょうどシャトーの方が樹の手入れをしているところを見ることもできました。

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(ここから見た絵マップ)

広い敷地内には、絵的に可愛い建物がありました。
ここでアットホームな結婚式をあげたら素敵だろうな~

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あいにくの天気で、今にも小雨がぱらついてきそうな空模様でしたが
晴天の日にはどこまでも続くぶどう畑を拝むことができそうです。

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子供達が喜んでいたのが、オットー君をはじめとする、動物とのふれあい?!

案内してくれた方の話によると、現在のオーナーさんが動物好きとのことで
各種にわとり、ダック、インコ的な鳥、まさかのエミューまで飼われていました。

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(餌付け体験をさせてもらい、大喜び)

「さぁ次いきましょう」
「やだー!!まだここにいる!!」
そんなやりとりがされるほど楽しかったみたいで。

さらに、敷地内のびっくり施設 『酒場』

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収穫時期には、沢山の臨時要員を雇うそうで
これは彼ら向けに作られた、居酒屋?立ち飲み屋さんなのだそうです。
大音量のBGMも流れるんですよー!

肝心のワインはというと、ここでもちょうど仕込みの真っ最中でした。

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建物内に充満するぶどう果汁の香り。
床なんかも真っ赤になっちゃっていました。

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(ワイン樽貯蔵室)

樽の内側を焦がしたりその加減でワインの風味が左右されるそうです。
今まで見学したシャトー、ワイナリーよりも小規模でしたが、歴史あるワイン作りをされているんだな、ということがよくわかります。

最後はお楽しみの試飲・・・

とその前に、長男が大喜びのイベントが待っていました。
こんな納屋(?)のところへ連れていってもらい、扉を開けると

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じゃーん
長男の目がキラッキラに輝いていました。
このクラシックカー、現役とのことでエンジンまでかけてもらい、長男大喜びです

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こういう本物にはなかなか乗れないもんね。。

そして試飲。
飲ませていただいたのは
シャトー・ヴィユー・サルプ(Chateau Vieux Sarpe) 、ここのセカンドです。

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セカンドでも十分美味しく、この楽しい見学内容でが大人一人€5というのも安すぎる!!
ちなみに英語があまり通じなくて、旦那の話す片言のフランス語と、係のおじさんが話す片言の英語と。。。でした。

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(見学中ずっと先導してくれたオットー君、最後までつきそってくれたので、別れがたくなってしまった)

もうひとつ、サンテミリオンで見学したシャトーが
シャトー・ド・プレサック(Chateau de Pressac)

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このシャトーでは、英仏間で1337~1453年に起きた100年戦争の終結調停が結ばれたそうです。

この日は霧が濃く、周囲の眺望は期待できませんでしたが
逆に幻想的な建物を見ることが出来ました。

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ここでもまたワイン作りの真っ最中のようで、建物からは作業する方の姿をちらっと見ることが出来
そこからはワインの香りがあふれていました。

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赤く塗装された扉がかわいいです。

ここから試飲部屋もすぐそこにありました。
ツタが絡まっていて、紅葉の季節には最高に美しいはず

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オー・サルプでのオットー君に続き、ここにもいました名物ワンコ

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真っ黒ちゃん。
私たちが試飲する傍らでもくつろいでいました。

試飲部屋です。

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試飲させていただいたのは、シャトー・ド・プレサックのヴィンテージ違い2種とロゼワイン。

ロゼはそれらしいチャーミングな飲み口で、
2種類のプレサックは、年が違うだけでこんなに違うのね~と改めて頷いてしまうワインでした。

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ちなみに案内してくれた若い女性、英語がネイティブ並みに上手!!と思いきや、それもそのはずイギリスの方で
ここで大好きなワインの勉強をされているとのことでした。

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(晴れていたら、ブドウ畑の眺望を楽しめたはず)

記念に、ワイン1本お買い上げ。
飲み頃になったら開けようともくろんでいます
その時はもう日本に帰ってるかな?

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サンテミリオンでも素敵なシャトーを見学することが出来て良かったです。

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マスコット犬とお別れ

サンテミリオンでの最後の晩餐は、マルタンの方がすすめてくれた向いのお店に行ってみました。
地下に掘られたワインカーブのような店内です。

前菜に「シャルキュトリーのサラダ」、「ポーチドエッグのスープ」
写真のサラダに乗ったフォアグラのパテや、鴨の燻製?がとろけました。
普段サラダに関心のない子供達も、これには食いついていました。

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メインは、牛肉。
コート・ド・ブフ(Cote de boeuf)骨付きのリブロ―スです。

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うまいっ!!
肉好きにはたまらない~
焼き加減もばっちりで、旨くないはずはなく、付け合わせの人参やブロッコリーもGOOD!

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ワインも相当美味しかったので、チーズを追加。
ブリアサヴァランというチーズのトリュフ風味のやつ(真ん中)が、これまた美味しかった~

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Lard Et Bouchon
22 Rue Guadet, 33330 Saint-Émilion
+33 5 57 24 28 53


フランス、特にボルドーのワインって高いし・・・
実はいままでそんな風に思っていたのですが、この旅行でそれが一蹴されました。

美味しいものは美味しい。
そして、この地が築き上げてきたワイン作りとその歴史を実際に垣間見ることが出来たことも有難く
とにかく感動の連続!!そんな旅行となりました。

ボルドー旅行記①「世界遺産『月の港ボルドー(Bordeaux, Port de la Lune)』」
ボルドー旅行記②「メドック地区『シャトー・コルディアン・バージュ(Chateau Cordeillan Bages)』に泊まる」
ボルドー旅行記③「メドック地区シャトー見学~ムートン、ランシュバージュ、他」
ボルドー旅行記④「世界遺産『サンテミリオン(Saint-émilion)、地下教会~散策』」


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ボルドー旅行記④「世界遺産の街『サンテミリオン(Saint-Émilion)』。地下教会見学、中世の街並み散策」

3日目、メドック地区を堪能した後は、
夕暮れの中車を走らせ、川を右岸へと渡り、サンテミリオンへと移動しました。

サンテミリオン(Saint-émilion)

ボルドーの旧市街から東へ約40㎞。
サンテミリオンは、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼への街道沿いにあるということで、11世紀より教会や修道院などが建てられ、繁栄した時代もあったそうです。その中世からの街並み、歴史的建造物と周辺の村、ブドウ畑と共に、1999年世界遺産に登録されています。
赤ワインの産地としても有名ですが、メドックなどの左岸地域と比べ、ブドウの品種や土壌、気候なども異なるため、また違ったワインを楽しめるのだとか。

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到着したのは、夕ご飯の時間でした。
急いで宿にチェックインを済ませ、この日の夕ご飯は、宿の方おすすめの「美味しい店」へ

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見た目、ロンドンでよく見かけるパブっぽいんです。
出てきた料理も・・・パブめしっぽい。

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おやまぁ、どうしたもんだか・・・と思いきや、

めちゃうまでしたー!!

このぼてぼて写真では全く伝わらないかもしれませんが
焼き加減もさることながら、肉の味がいいのと、ソースの味がまたばっちり
この店がロンドンにあればまちがいなくステーキ部門で一番かも。
地元サンテミリオンのワインも、「超」をいっぱいつけたいくらい美味しかったです。

L'Envers du Decor
11 rue du Clocher, 33330 Saint-Emilion, France
+33 5 57 74 48 31

サンテミリオンで2泊、お世話になったお宿は、ちょっと変わったところにありました。
1階が、ワインセラー「マルタン(Ets Martin)」で、宿泊したのはその真上

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1階が店舗、2階が事務所となっていて、その3階が1グループ限定の宿泊施設になっているのです。
食事は付きませんが、キッチン付きのアパルトマンで格安(なのかな?)、広くてとても綺麗

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マルタンには、英語ペラペラの店員さんがいて、
ここれも予算と好みを伝えると、まさに的確に好みのワインを試飲させてくれました。

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ここだけでなく、ボルドーのワインやさんで試飲をさせてもらう時に「こりゃいい!!」と思ったのが
コルクを抜かずに、針(?)のようなものを指してワインを注ぐと同時にアルゴンガスを注入するシステムのこれ
酸化による劣化のない状態で飲むことが出来、その都度感激でした。
ほしいな~と思ったけど、一般家庭にはちょっと高いかな・・・(どうせ飲み切っちゃうし。笑)


翌日は、サンテミリオンの街を散策しつつ、予約していたシャトー訪問をすることに。
まずは、街の見どころをおさえつつ街並みを散策してみました。

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(前日夜に撮った写真と同じ場所)

石畳の曲がりくねった道や、急な坂、なだらかな坂、その両脇に並ぶ古い建物…
どこをどう撮っても絵になる素敵な街並みです。

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どの場所からも、見上げると街のシンボルである教会の鐘楼が目に入ってくるような感じ。

まずはその教会へ行ってきました。

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立派な鐘楼を有することの教会は、地下の石灰岩をくりぬいて作られた珍しいモリノス(一枚岩)教会としてその規模はヨーロッパ最大!!
8世紀ころ、この地の名前の由来となった、聖エミリオンがこの地に隠遁すべく地下を掘ったことに始まり、
以来彼の弟子たちによって12世紀にかけて、教会が作られたそうです。
(さらに鐘楼はその後の時代に増築されたようです)

私もそんな地下の教会を訪れるのは初めて
内部は有料ツアーでのみ見学できるそうなので、行ってみました。

写真撮影は一切禁止なので、ここにご紹介することはできませんが
中はとても広く、70ヘクタールにわたる空間が広がっています。
誰もいない時なんて、ちょっと怖いかも~

またこれは外観ですが、トリニティ礼拝堂

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聖エミリオンを称えて13世紀にたてられた礼拝堂で、復元されたというのフレスコ画が素敵でした。

さらにその地下にある聖エミリオンの洞窟

ここで聖エミリオンが隠遁生活を送っていたそうで、実際に使ったイス(のような岩の部分)などが残っています。
ガイドさんから「彼は目の見えない人を回復させたり、木をパンに変えたりと数々の奇跡を起こした」そんな逸話も聞くと
何やらこの空間がものすごく神秘的なものに思えてくるのでした。

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今回、鐘楼へは上らなかったのですが、その鐘楼がたつ広場から見た街の眺めをご紹介します。

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右側に見える四角い建物は、王の塔と呼ばれ、13世紀に建てられた城塞跡なんだそうです。
ここへ向かってみました。

その途中にも、素敵なワインやさんや、かわいらしい雑貨やさんなどがあって、ついつい寄り道したくなります。

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中でもこの雑貨やさんは、その品添え、センスが抜群!!
めっちゃ私好みのものがそろっていて最高でした

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サンテミリオンへ行かれる際はぜひ
L'ile EnchanTée
32 rue Guadet
33330 ST EMILION

王の塔 (Tour du Roy)

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(斜め下から)

13世紀当時、この地方も領地としていたイングランド王ヘンリー3世によって建てられた要塞で
その後は17世紀初頭まで市庁舎として使われていたそうです。

この塔がたつ丘からの眺めが、最高でした

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先ほど見学したモリノス教会の鐘楼と、サンテミリオンの街並みをまるごと一望することが出来ます。

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オートタイマーで家族写真を狙うのも、ちょうどいい高さの岩があったりして
記念の1枚を撮ることに成功♪

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街自体はとてもこじんまりとしていて、
多分徒歩でも30分くらいあれば一周出来ちゃうんじゃないかという。
街を囲む城壁は、12~13世紀ころのものだそうです。

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(その一部が残る城壁)

この城壁を出たところから、ブドウ畑が一面に広がっていたりします。

鐘楼の北側にある、コレジアル教会(Eglise collégiale)へ。
観光案内所やワイン博物館のすぐそばです。

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場所柄か、教会独特の厳かな雰囲気はほどほどで
よく言えば、とても入りやすい教会でした。

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その元修道院の中庭です。
観光案内所がある広場に通じているので、ここも時間があればサクッと見学できる場所かと思います♪

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と、どこを歩いても絵になるサンテミリオン旧市街。
この日ランチしたお店も、ちょうど色づき始めたアイビーの葉が建物にからむ素敵な建物でした。

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最近、旅先のレストランは、宿の方のおすすめだったり、トリップアドバイザーの評価を参考にすることが多いのですが
ここもしかり。
が、いざ来てみるとなんだかちょっと高級な雰囲気があって
入った瞬間「間違ったかも」と思ったけど・・・子連れウェルカムでした。ほっ

時間をかけたくなかったので、ランチコースをオーダーしました。

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かわいらしいアミューズからはじまって
前菜 カニとカブとの何か
メイン 鶏料理
デザート アイスと栗の何か どれも見た目通りの美味しさです。日本人に好まれそうな、少な目あっさりフレンチ!!

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もれなくかわいらしいプチフールもついてきて
思いのほか昼から食べすぎちゃった感・・・

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夜はもっとお高いのかもしれませんが、行く価値ありの美味しいレストランでした。

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Logis de la Cadene
3 place du Marché au bois
33330 Saint Emilion
+33 (0)5 57 24 71 40

サンテミリオン日記、続きます


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ボルドー旅行記②「メドック地区『シャトー・コルディアン・バージュ(Chateau Cordeillan Bages)』に泊まる。」

ボルドー2日目。
ボルドー市街・歴史的地区の観光を終え、向かったのは

メドック地区ポーイヤック (Pauillac)

ボルドー市街地から北へ、ジロンド川河口付近の左岸にあたる地域で
砂利質の土壌で赤ワインに適したぶどうが育つ、言わずと知れた赤ワインの超有名産地です。

道路から見えるのはひたすら広いブドウ畑と、ところどころに「シャトー」と呼ばれるワイナリーの建物。
ラベルに印刷されたあの建物とおんなじのが目の前にあるっていう!!
ワイン好きにとってはたまらない、思わず感動させられる光景がいっぱいありました

奮発したこの日のお宿は、
ボルドー通の友人おすすめのところとあって、かなり楽しみにしていた一大イベント。

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シャトー・コルディアン・バージュ(Chateau Cordeillan Bages)

ミシュラン星付きレストランを有するこのお宿、格付け5級のシャトー・ランシュ・バージュのオーナーが所有しているそうで、ブドウ畑に囲まれたのどかな村の中にありました。

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(レストランからはブドウ畑が一望)

洗練された美しい館内で、お値段そこそこですが、その価値があるホテルだな~と痛感します。
館内にはいくつもの素敵部屋があって、自由にくつろげるようです。

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(何やらジャポニズムな絵画がありました)

中庭です。

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夏場はきっと最高の気分を味わえるであろう、プール

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客室に飾られた絵画には、オーナーが所有するコレクションの中から選ばれたオリジナルもあるそうです。
メインベッドルームは庭に面していてとても明るく開放的な部屋でした。

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「庭はご自由にどうぞ~」ということだったので・・・
ちょこっと飲みながら、今後の旅程をチェックしたり、旅本を読んだり
子供達は落ち葉集めに夢中になっていました。

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部屋にバスタブがあるだけで大喜びなひとたち

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日本と違い、ホテルでは宿泊する当日まで、
バスタブの有無、ホース付きのシャワーの有無がわからないのも当たり前だったりするので、これがあると単純に嬉しかったりします。

さて、お風呂も済ませてあとはお楽しみのディナー

実はこの日、ランチをちゃんと食べていなかったんですよね。
ここのレストランでの食事に備えてましたから(笑)

ちなみに、幼子連れOK。
子供には塗り絵と色鉛筆をいただけて、希望すれば子供用の食事も用意してくれます。

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(長男にはスパイダーマンの塗り絵をいただきまして、チェックアウトの際、これを部屋に忘れ大泣きされました

アミューズは3種類、人数分出てきました

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パンはもちろん美味しいのですが、バターに感激
3種類のフレーバーバター(パプリカ、海藻、トリュフ)に、
ホわほわ軽い出来立てみたいなホイップバターが相当美味しかったです。

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お料理がどれも美味しかったことと、それがこのお宿に泊まるメイン目的でしたので
写真どどどーっと掲載させていただきます。

・一口サイズの鴨とアプリコット(これもアミューズ)
・白身魚のカルパッチョ牡蠣のソース
・フォアグラ、シャーベット添え
・魚介のスープ、ちょっと御出汁風味!!

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メインは、オマールと鴨です。

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繊細なソースに完璧に調理された幸せなオマール様

鴨は旦那がオーダーしたものになります、これもまたソース(というかスープ?)が素晴らしく美味しい~
付け合わせとかいって、鴨のフライとその血を使ったというムース仕立てのソースが添えられて出てきました。

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私たちのような食いしん坊の素人にとっては、お料理はどれも納得のレベル
どのお料理もいつまでも眺めていたいくらい素敵で、本当に美味しかったです。

お腹いっぱいでしたが、別腹デザートと、チーズ(好きなものをワゴンからチョイス)もいただきました。

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このレストランに限らず、ボルドーに来て思ったのが、
「チーズってこんなに美味しかったっけ」ということ。

さらに、デザートとチーズの後に、チョコレートとボルドーのお菓子「カヌレ」もワゴンサービスでいただくことができました。
さらにさらに、「お土産に好きなだけどうぞ~」ということで、小箱に入れてお持ち帰りしました

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居心地の良い雰囲気とサービス。
肝心のお料理の方も、量も少な目、ソースもあっさり系~モダンなフレンチといった感じで、
こういうの大好きな私たちにとっては大満足なディナーでした。

ついつい長居してしまい、部屋に戻って即寝・・・

翌朝は、いよいよメドックのシャトー巡りです。

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訪問を予約していた1件目が午前中の早い時間だったので、
美味しいレストランでの朝食がまだ暗い時間に、しかも15分以内で済ませなくてはならなかったのが心残りです

まだまだ続きます


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ボルドー旅行記①「世界遺産『月の港、ボルドー(Bordeaux, Port de la Lune)』」

昨年の秋(10月後半)に、ハーフタームを利用して、ボルドーを旅行してきました。

ボルドー旧市街(1泊)→メドック地区(1泊)→サンテミリオン(2泊)

その初日。
ロンドンから格安航空機でボルドー・メリニャック空港へ約1時間半、
到着後はレンタカーでボルドー中心地へと向かいました。

月の港、ボルドー(Bordeaux, Port de la Lune)

三日月型に蛇行したガロンヌ川と、その川を中心に古くはローマ時代から
18世紀にはそのワイン貿易により黄金時代を迎えた、ボルドー。
当時の建物が残る街並みなどが評価され、2007年には世界遺産登録がされているそうです。

到着したころには夕暮れ時。
車は、ギャルリー・デ・グランゾムGalerie des Grands Hommesという円形のショッピングセンター地下駐車場へとめることができました。

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宿のすぐそばにはこんな教会がありました

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(Église Notre-Dame)

後で知ったことですが、スペインの画家ゴヤがボルドーに亡命・この地で亡くなった時の葬儀がこの教会で行われたそうです。

ひとまず宿にチェックインしてその日の夕ご飯のお店をリサーチ&予約を済ませ
散歩がてらてくてく歩いて目的のレストランへ向かいました。

3コースで€45
主人とそれぞれ違うものをオーダーしてみました
・前菜 フォアグラ ホタテ
・メイン 白身魚(鯛の一種)ポワレ 鳩のロースト
・デザート 甘いのとチーズ盛り合わせ  
これに、子供用にとリゾットを作っていただきました。

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どれも本当に良い!ワインも美味しい!
子連れで入れるカジュアルさ、なのにちゃんと美味しくて居心地も良いレストランです
この旅行でも1日目からして美味しい店にあたったので、嬉しかったー!!

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Restaurant Une Cuisine en Ville
77 RUE DU PALAIS GALLIEN
33000 BORDEAUX
TÉL : 05 56 44 70 93

そして翌日、2日目。
まるまる一日を使い、ボルドー歴史的地区の散策をしました。

朝食は、宿からすぐのコメディー広場へ、ここに面したカフェでいただきました。
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(店の前にアートなオブジェが)

またここの広場にある大劇場(Grand Théâtre)がボルドー市街の見どころのひとつなのだそうです。

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(部屋にカメラを忘れてしまっていたので、前夜レストランからの帰り道に撮影した写真になりますが)

18世紀の建物で、その白く輝かんばかりのエレガントな佇まいはパリのオペラ座パレ・ガルニエのモデルになったそうですよ。

朝食後、まずは長男が乗りたがっていたトラムに乗って大聖堂へと向かいました。
サンタンドレ大聖堂 (cathédrale St.-André)

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圧倒的な大きさにまず圧倒されます。

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この大聖堂は、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラに続く巡礼路上にある主要建物として、ボルドー市街に先立って世界遺産登録されているそうです。

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一番古い時代の壁は11世紀のもので、大部分は12~14世紀に造られたのだとか

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大聖堂内部も広くて立派です。
必要以上に飾りたてることのない、厳かな雰囲気でした。

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また、1137年、アリエノール・ダキテーヌというこの周辺を所有していた貴族の姫君が最初の結婚相手フランス王ルイ7世と挙式を行ったことでも有名で、ちなみに彼女は2度目の結婚のお相手はイギリス王ヘンリー2世(カンタベリー大司教トマスベケット暗殺に関わった王様です)、結果、その後約300年はボルドーがイギリス領となり、それがボルドーワインの発展につながったそうです。

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この日、鐘楼の周辺ではマーケットが開催されていました。

野菜やお花、はちみつや生牡蠣まで!!

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また、別に建てられた鐘楼も先端が黄金色にきらりんと輝いていて見応えありです。
中に入って上ることもできるとのことで、家族でトライしてみました。

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塔の上から、ボルドーの街並みを一望することができました。
下りは長男を抱っこしつつ…となり、翌日に筋肉痛になりました。

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(この勢いが塔の下りには発揮されませんでした

さらに街を散策して、お土産にチョコレートを買ったり、カヌレで小腹をいやしたり。

出来立てのカヌレ(旨い!!)は、ばら売りで購入することが出来ます♪
何から何までかわいらしいこのお店は、他にも数店舗みかけました。

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変わった形の自転車が目印、このお店では、袋入りの小さなマドレーヌを子供のおやつ用に、
オレンジ風味のチョコレートスプレッド(瓶入りで重かったけど、試食したらすっごく美味しかったので)を購入しました。

アキテーヌ門(Porte d'Aquitaine)


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ヴィクトワール広場にあるこの門は、18世紀のものだそうです。

このアキテーヌ門からほど近く、ピエール橋(Pont de Pierre)へとやってきました。

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この橋は19世紀初頭、ナポレオンの命によって造られた、ボルドーで最初に出来たガロンヌ川にかかる橋です。
そのアーチ数は17、つまりNapoléon Bonaparte(ナポレオン・ボナパルト)の文字数になっているんですって。

そして、ボルドーといえば、ここ
写真や映像で見たことのある方も多いと思いますが、ブルス広場(place de la Bourse) です。

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18世紀に手掛けられたこの広場は、当時「王国広場」と呼ばれ、ボルドー繁栄のシンボルとなりました。

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水鏡(Miroir d'Eau)にうつる宮殿の美しさは、実際に見ないとわからないかもしれませんが、とにかく感動です。
夏場は水着姿の子供たちが遊ぶ姿も見られるそうです。

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(大好きな水場とあってふたりともノリノリ)

カンコンス広場 (Place des Quinconces)

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かなり広~~い広場に、移動(多分)遊園地がやってきていました!!
子供たち大喜びです

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長男のお目当てはカーズやスパイダーマン。
何度も何度も乗りたがります…

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観覧車にものってみたのですが、お客少な目だったせいか、頂上での静止時間を大サービスしてくれたような。
おかげでここからも絶景をみることができました。

手前はジロンド派記念碑、奥にはサンタンドレ大聖堂を見ることが出来ます。

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ガロンヌ川の方角には、サンピエール橋や、サンミシェル大聖堂が見えます。

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そういえば、こっちの遊園地にあるサイズの観覧車って、乗車したら一気にぐるぐると回って、仕上げに上のほうで静止したりする(その間に下のほうでまた別のお客さんが乗車する)、いわば高速回転。
日本の低速で回る観覧車とはまた違って、揺れる時揺れるからけっこう怖いような気がします。

以上、月の港ボルドー市街でした。
同じフランスにあるパリに似た雰囲気がありながらも、そしてパリみたいに混んでいないので
(それも規模が違うから当たり前かもしれないけど)
より落ち着いた雰囲気を楽しむことが出来る素敵な街でした

次、ボルドーに来たからにはワイン!!ということでシャトー巡り。続きます


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南仏旅行記⑦コート・ダジュール編「ニース、ラ・テュルビーのローマ遺跡?!、カーニュのルノワール美術館へ」

南仏旅行記後半、コート・ダジュール最終日となりました。

最終日の宿泊地は、コート・ダジュールの中心地、ニース(Nice)
19世紀中頃までイタリア領だった影響もあり、その独特の食文化や
温暖な気候が、時の欧州貴族から人気を獲得し以来高級リゾート地として発展してきたそうです。

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宿泊したホテルの窓から見たニースの海岸。

「この時期は寒いから泳げないんだよ?」
「それでもいいのー!海に行きたい」
というわけで、ニースのビーチへ行ってみました。

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天気も良くて、南国の風を感じるねぇ~♪

なんて言いたいところですが・・・この時期風は冷たかった。

そして、ニースのビーチは砂浜海岸ではなく、石ころビーチですが
ニースブルーと言われる美しい海を目前にみることができました。
シーズン中にはトップレスの女性を沢山お見かけするそうですよ

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この日は波も高かったようですが
子供達はこの波との追いかけっこ的な遊びに盛り上がってました

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「きゃ~」
「逃げろ~」

午前中はニースの旧市街を散策することに。

この日はけっこう大規模なアンティーク(骨董)市が開催されていました

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陶器や銀製品を始め、素人にはとても見て回れない程の出店!!
知識がないので実際購入するまでには至らなかったけど、掘り出し物もあったのかも。

南欧の街に通じる、朗らかで美しい街並みでした

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(サレヤ広場)

ここで、とにかく種類豊富なジェラートやさん発見
ジェラートを食べながら充電です

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また、このニースには、南仏を拠点として活躍した画家マティスやシャガールの美術館などもあって
好きな方にはたまらないかと思います!!

そしてこの日のランチはまた別の村へ
ラ・テュルビー(La Turbie)
標高500mの崖の上を走るドライブルートの中でも眺めのいい場所として知られているそうです。

この立地を利用して、ローマの初代皇帝アウグストゥスが紀元前6年に建てた
「アウグストゥスのトロフィー」と呼ばれる記念碑の遺跡が見どころ!!

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ということだったのですが
なんと定期的なお休みの日にビンゴでした

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(車から撮った写真、奥の神殿ぽい建物がアウグストゥスのトロフィーです。)

猛烈に残念
ですが、ここからの景色が素晴らしく、そんな悔しい気持ちを一転することが出来ました。

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主人いわく「あれがモナコだよ」
モナコ?あんなに近いのってくらい眼下に見られます。

さて、もうランチに期待するしかない。
とゆことでこの村にある、評判のお店に行ってみました。

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見た感じごくごく普通の街のカフェって感じですが
近所に三ツ星オーベルジュを構えるシェフがオープンしたビストロで
この店目当てに連日遠くの街からわざわざやってくる人もいるのだとか。

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前菜。見た目も普通のカフェ飯ぽいですが、
食べてみたらもう、全然!!違う!!美味し~い!!

メインもかなり優秀、というか、一口食べて素直に「これはすごく美味しいね」と言えるビストロの味

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上ポークソテーのタマネギソース。
肉の焼き加減やソースの深い味は言わずもがな、付け合わせもヘルシーで嬉しくなります。
下のチキンは主人のオーダー。
赤ワイン煮込みかな?とってもジューシーで、旨み溢れてます!!ってお味でした

とても美味しいビストロ飯にありつけたので、
「トロフィーの休業がなんだッ」悲しいことなどすっかり忘れて、旧市街を散策です。

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実はこの写真、以前もこのブログでご紹介したことがあるんですよね。
あの時はそのあとすぐに旅行記を書くつもりだったんだけど

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その街がここ、ラ・テュルビーの旧市街なのでした。
とても小さいけど、素焼きの植木鉢が窓辺並んでいたり、猫がうろちょろしていたり
素朴で心から和める可愛い街でした。

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観光客が押し寄せるほどではないような規模の町ですが
美味しいランチもいただけて、大好きな猫の写真も沢山撮れて、大満足です。
(遺跡に入場出来たら大大大満足だっただろうな~、と実はまだ悔やんでいたりして)

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そして次、ルノアールが晩年を過ごした邸宅のある町
カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer) へ向かいました。

その主たる目的地がこちら
ルノワール美術館(Musee Renoir)

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晩年、リウマチに苦しんだルノワールが、医者に温暖な地での療養をすすめられ
ここに土地を買ってお屋敷を立てたのだそうです。
美術館というよりも、ルノワールが実際に住んだ邸宅内の展示を見ることが出来て
周りの素晴らしい景色やオリーブが茂る庭園などを見るだけでも価値がありそう

入口の建物はとてもこぎれいで(後から知ったのですが改装したばかりだったみたい)、
受付の男性、なんと日本語をしゃべってくれました。
きっとここへ来る日本人が多いのかな?

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(ここでこの絵を描きました、の看板)

1907年から1919年に亡くなるまで、ここで家族と暮らし絵を描いたんだな~と思うと
全く美術に詳しくない私ですら、あたたかみのあるルノワールの絵は好きなので、少なからず感激!!

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3歳と当時5歳の子供達にとっては、それこそこういうスポットは猫に小判なんですけど
敷地内の砂利道や坂道を走り回るのは楽しかったみたい。
(なぜか、砂利だの坂だのが大好きなんですよね

当時、マティスやピカソなど、ルノワールを慕う多くの画家がここを訪れたそうです。
邸宅内も決して豪華ではないけど、こんなところに住んでみたいな~と思わせる素敵なお宅でした。

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地中海が一望できるダイニング

そしてそして、キッチンです!!広いなッ
当時はこんなコンロ?やオーブンを使っていたんですね。

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そしてまたバスルームも広いッ
随分とお金持ちだったんですね、ルノワールさん!!
と思わず突っ込みたくなります。

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思わず生活感が残るエリアの写真ばかりのせてしまいましたが、
他にも、アトリエとして使われていた部屋には、彼が実際に使っていた車いすやイーゼルなどが展示されていたり
10数枚ではありましたが、もちろん彼が描いた絵も鑑賞することが出来ます。

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閉館時間が迫っていて人も少なかったので、間近でじっくり見ることが出来ました

そしてバルコニーからの眺め

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さて、このルノワール美術館をあとにして
敷地内のオリーブ林からも見る事の出来た、カーニュの鷹巣村「オ・ド・カーニュ(Haut de Cagnes)」へも足を運んでみました。

もう日が暮れる~
とにかく時間が押していたので急ぎ足での散策です。

グリマルディ城(Château Grimaldi)
14世紀にグリマルディさんによって建てられたお城だったそうですが、現在は博物館と美術館として使われているそうです。

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時間があれば入ってみたかったな。

いっぽう、「もう行くよー!!」つってんのに
お気に入りレーシングカーで遊びその場を離れようとしない3歳男児

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ペタンク(pétanque、南仏発祥とされる鉄のボールを使って興じるスポーツ)場、
「砂地」なので彼にはたまらなかったのでしょう。

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(最後に小走りで車に戻る際に撮った、この旅最後の1枚です)


以上、去年(1915年)秋の南仏旅行の自己満記録、ようやく完結出来ました

今回はシーズンオフ(の直前?)で私自身は初の南仏でしたが、
一言でいえば、絵に描いた風景が広がる本当に素敵な場所、ご飯もワインも美味しい!!
行けるのであればまた行ってみたいと思います。

1915/10/29~11/2 南仏旅行記

「①プロヴァンス編『サンレミ、ゴッホが療養した修道院他』」
「②プロヴァンス編『ゴッホが愛した街アルル、ローマ時代の円形競技場など』」
「③プロヴァンス編『世界遺産アヴィニョン、教皇庁とベネゼ橋』」
「④プロヴァンス編『セザンヌゆかりの街エクス』」
「⑤コート・ダジュール編『アートな鷹の巣村、サン・ポール・ド・ヴァンスの夜景』」
「⑥コート・ダジュール編『行ってみたかった~!!エズ村の絶景』」
「⑦コート・ダジュール編『ニース、ラ・テュルビー、ルノワールの住んだ家ほか』」


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