美食の地・バスク地方旅行記④「サン・セバスチャンのバル巡りその3」~海鮮ピンチョス、感動肉料理、小ピメントス、激旨チーズケーキ等々。


さて、今日は旅日記の続き。

美食の街、サン・セバスチャンのバル巡り 最終回!!

バスク地方3日目は南仏の街に移動して宿泊する予定でしたので
2日目の夜~翌日にかけて、とにかくサンセバを堪能することに。

2日目のランチ後、お腹いっぱい&ほろ酔いな私達
子供達は公園&ビーチ遊びを、大人はショッピングを楽しみまして
けっこうあっという間にディナータイムがやってきました。

夜のバル巡り、といっても
この時期ヨーロッパの夜は日が異常に長いので、なんだか昼の延長のような気分

夜1軒目

『Casa Vergara』
なんと日本語訳のHPがありマス
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教会入口の傍にあるので見つけやすい♪
繁盛してました。日本人も発見!!

カウンターには、バラエティーに富んだピンチョスがい~っぱい
魚卵やエスカルゴなんかもありました。

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時間的に少し早かったせいかそんなに混んでいなかったので、
カウンター前で色々と余裕をもって選ぶ事が出来まして

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海鮮ピンチョス盛り合わせの完成~
(赤パプリカ、スモークサーモンの中にはシラスウナギのマリネが詰まっています♪)
1軒目から欲張りすぎたかな?
どれも優しい味で、子供達も食がすすむすすむ~

黒板に「ナントカ賞を受賞」と書かれていたっぽい、温かいカリエンテもオーダーしてみました。

『ほほ肉の煮込み』
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ピンチョスなので、小盛りながらもこのレベルで€5しないんですよ
肉がもう煮崩れちゃってますよ、っていう状態
味しっかり目なので添えられた芋と一緒に食べてちょうどいいくらい?
珍しく長女が気に入っておりました。

こちらもオーダー形式のピンチョス
『ウニクリーム』
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€3.4
ウニにさして興味のない私ですが、これは旨~
個人的には前日に食べたZERUKOのウニより断然好きでした。

このお店、適当にオーダーしたワインがまたとっても美味しくて
結局ドリンク1杯づつでは足りませんでした


夜2軒目
『SIRIMIRI』

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『Casa Vergara』の斜め向かいのお店です。
奧がテーブル席になっているのですが、
混んでいてカウンターの端っこで地味にいただくことになりました…が、ここもクオリティー高し

『フォアグラのパテ』
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ナイフじゃないと綺麗に切れないのに、口に入れるとすう~っと溶けていく
フルーツベースの甘いソースがまたよく合うんですよね。
個人的にコッテリ系が苦手なので、モリモリ食べることが出来ませんでしたが
フォアグラ好きな方には間違いないと思います。

『ポークソテー』
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これもまた、ソースがお洒落なだけかと思いきや絶妙に旨く
あしらわれた香ばしネギが豚ちゃんにぴったり

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見てください、この断面のお色~
絶妙な焼き加減に塩加減にソースに…私の大好きなバランス。
きっとこれ、豚肉の概念が変わる一皿かと。

他にもメニューには、おいしそうすぎる品々盛りだくさんでしたので
ここまたぜひ訪れてみたいなぁ

そう、赤ワインもすごく美味しかったです
グラスで頼んでこれだけ美味しいのって、感動しちゃう

夜3軒目

『Gandarias Jatetxea』

また、ここにきてしまった!連日の訪問となります
カウンターのお兄さん、チャコリを注ぐ姿を見ていたら「写真撮っていいよ♪」とポーズを決めてくれました。

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高~いところから注ぐことで、「チャコリ」の美味しさが増すんですって。
何度も頼んでいて見慣れてしまったけど(笑)、最初見た時は思わず見入ってしまいました。

そして〆に炭水化物を、と『ポルチーニリゾット』
山盛り『ピメントス』と共に。

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オマケに『生ハムのコロッケ』、1個付き。
一個だけオーダーできるのもバルの嬉しいところかも

夜4軒目

『La Viña』

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お店の外に料理のポスターが貼ってあって
「ほんとにここ、美味しいのかな?」不安になるような佇まいなのですが
50年以上家族経営を続けている人気のバルなんですって。
で、ここの名物がコチラ

『チーズケーキ』
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見た目が地味ていうか雑?ではありますが
「なにこれ、超美味い!!」
夫婦そろっての第一声です。

ふんわりとしていて柔らか~
ケーキというよりプリンのような優しい味わい、甘さも控えめで
日本で売っても流行りそうな感じ

レシピを教えていただきた~い

またこのお店、隣のカウンターで食べていた女性が「コンバンワ~」と長女に話しかけてきてくれ
よくよく話を聞くと過去に日本に住んでいたことがあるのだとか。
そんな会話に盛り上がってみたり、
トイレに行ったらば鍵が壊れてて案の定知らないオッサンに開けられてしまったり
思い出に残る楽しいデザートタイムとなりました。

その後はビーチ沿いの夜景を楽しみながら徒歩でホテルまで
徒歩圏内で楽しめる街って最高


そして翌朝は快晴~!!

やった~!!
海もこんなに綺麗

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ホテルでの朝食後は、子供達とビーチや公園へ
そうそう、サンセバスチャンでも児童公園が充実していて
この程度の公園で楽しめる子連れ夫婦にはなんとも有り難い事であります。

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(博物館近くの公園)

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海岸付近にあったこちらの公園、
2階建てのメリーゴーランドがあって
2歳と5歳児は大喜び

そういえば、ヨーロッパの街の広場には
こういうメリーゴーランドが置かれていることが多いような気がします。
(同じくスペインのグラナダのとある広場には、おじさんの漕ぐ自転車が動力源の木製メリーゴーランドがあったっけ

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ここでは、ヨダレ王子がこの飛行機に食いつき、何回も何度も乗り

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飛行機の尾翼が上下するだけの地味~な動きであるにも関わらず
きゃーきゃー言って喜んでおりました。

そうこうしているうちにあっという間にランチタイムに
サンセバスチャンでの最後のバル巡りスタートです。
1軒目

『Gandarias Jatetxea』

「最後もここに行こう!」と夫婦で意見が一致
まさかの3日連続訪問に、旦那が店員さんと顔なじみになってました

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カウンターのピンチョスからは、また例の「シラスウナギとパプリカ」に、
間違いなく美味しそうな「イベリコハムのピンチョス」をチョイス。

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生ハムはこれきっと削りたて。香り最高~
って、そんなのこのレベルのお店では当たり前か
パン部分がパンコントマテ(パンにニンニクとトマトをこすりつけて味付けしたもの、スペインの代表的な食べ方らしい)
になっていて、言うことなし

「マッシュルームタワー」も再度オーダー。
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オーダー形式のピンチョスは、
「グリルホタテ&海老」
「フォアグラ」「鴨ロース」を頼んでみました。

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旨みぎっしりな大粒帆立に、海老もぷりっぷり
間違いなく「美味しい」と思える組み合わせですが、この見た目以上に美味しいんですよ。
添えられたサラダにも、日本でいただけるようなしっかり味のドレッシングがかかっていて、感激。

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フォアグラは旦那が絶賛
一口サイズであるにも関わらず完成された味。

実は私自身、ウニ同様、フォアグラにもたいして興味がないのですが、
今回サンセバでは旦那がフォアグラを頼みまくっておりました。
・・・あれ?「オレもフォアグラには興味がない」と言っていたこともあったような
「なんだ、ほんとは大好きなんじゃないか」と思った次第であります

そしてこれ、鴨串なんですけどね↓

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これも表面カリカリ、中ジューシーしっとり
こんなに旨い完成度の高い鴨串は初めてだー!!
日本を離れて1年半、美味しい串焼きにご無沙汰しているのでなおさら感激しちゃうのかな。
とにかくこれもおススメ。

さらに、ピメントス中毒になっていた私、最後もまた食べておかねばとオーダーしてみましたら
「今日はもう無いんだ~。小さいのならあるよ」
「じゃ、それで♪」

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出てきたのがこちら
めっちゃ唐辛子なんですけどー
これって赤いのより辛いやつですよね・・・
騙されたと思って食べてみると、辛みゼロでこれまた超好きな味

普通サイズのピメントスより、身がしっかりしていて味も濃厚といいますか
スナック感覚でいただけるんですよね。
オーバーに表現すると、ボウルで食べたいおいしさでした

最後にお気に入りのバルで、けっこういっぱい食べて飲んで
「これじゃはしごできなくなっちゃうよね~」
なんて言いながら、もう一軒行ってみました。


2軒目
『Bar Martinez』

デザートにまたあの絶品チーズケーキを食べようと歩いていたところ
ふと店員のおじちゃんと目があってしまい、引き寄せられるように入ってしまった

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店頭にこのおじちゃんの写真が表紙を飾る日本の旅行誌が置かれていました。
日本人贔屓のお店なのかもしれないですね。

主人曰く
店内の照明が蛍光灯だったりしてちょっと色気がないけど 味はいい

確かにどれも奇をてらった感がなく美味しい。
手前の「コイワシフライ」、サクサクでビールやチャコリがぐびぐび進みます

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「生ハムのコロッケ」
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これもサクサクの中とろ~り。
このコロッケは前述のお気に入りバルのものより好きかも!
長女が喜んで食べておりました

ピンチョスの他に、「タコ(の多分ガリシア風)」もオーダー。

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柔らかいだけじゃなくって、香ばしいんですよね~。
こういうタコの食べ方、本当に好きだなぁ
家族で〆に思いっきり食べることが出来ました。

この後、近くにあるチーズケーキのバル『La Viña』へ行ってみたら
まさかの休み
「これ、何かで〆ないと終わりにできないよね」
食いしん坊夫婦は、美味しいデザートとパン以外の炭水化物を求めて
もう一軒行ってみることにしました。

3軒目
『Atari Gastroteka』

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ここも旧市街の教会入口付近にあり、いつもにぎわっておりました。
店内が広めでテーブル席も多く、混む時間を避ければゆっくり食事がしたい方向けかも。

ここでは、〆の米料理リゾットとデザートをいただきました。
「野菜のリゾット」
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可愛い器に入っちゃってます。
野菜なのであっさり系かと思いきや、チーズの香りとコクがばっちり、米もアルデンテ!

デザートは黒板メニューからオーダーしました。
スペイン語が全く分からないのですが、
まぁなんとなくレモン系のような?
「Limoia ber bi」
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これは予想を超えるレベルのデザートでした。
やはりレモン!甘酸っぱいジェラートの下に敷かれたのは、レモン風味のクランブルのような、ビスケットのような。
この香ばし食感と、ジェラートが合うっ
削られた青レモンの皮がまた良い香りなんでございます。

いやもう、最後の最後まで大満足

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炭水化物とスウィーツに目がない長女も、これまた大喜びでした


以上のバル巡り記録、先に綴らせていただいた
『サン・セバスチャン バル巡り①(1日目ランチ)』
『サン・セバスチャン バル巡り②(2日目ランチ)』
と共、これからサン・セバスチャンへ行ってみようと考えている方の参考になれば幸いでございます。

サン・セバスチャンでは、どのバルもそれぞれ個性があって色々訪れてみるのが本当に楽しく
また旧市街に密集しているので、子供の脚でもハシゴできちゃう気軽さがイイ!!

何より、居酒屋価格なのにもかかわらず、出してくる料理のレベルが高い
グラスワインが美味フォアグラ天国、食材天国だなというのが第一の感想です。

美味しいと評判の人気店ほど時間帯によっては激混みで、カウンター前が戦場状態となるバルもあるそうですが、
そこはもう、食のテーマパークだと思って割り切って・・・
また、オーダーの際に必要かと思われる簡単なスペイン語はメモしておくと便利かもしれません
さらには土~日・月曜日が休日だったり、シエスタ(昼休み)をとるバルもあるそうなので、その辺も要注意

お酒(特にビールやワイン)、おつまみ系料理が大好きな方におススメの街№1です。
私もここはまた行きたい!!
主人のロンドン駐在が終わる前に、また行ってみたいな~!!


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