南仏旅行記③プロヴァンス編『世界遺産、アビニョンの教皇庁宮殿~サン・ベネゼ橋』

南仏・プロヴァンス2日目後半です。

ゴッホが愛し数々の名画のモデルとなった街「アルル」を離れ、向かった目的地は
「アヴィニョンの橋で~♪輪になっておどろ~よ」の歌でもよく知られている
「アヴィニョン(Avignon)」

橋にまつわる歌はもちろん、ここは14世紀に一時的にローマ教皇庁が置かれていたことで知られており
教皇庁宮殿やかの橋を始め旧市街数か所が歴史地区として世界遺産に登録されているんです。

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駐車場から地上にあがるとそこは広場
壮大な教皇庁宮殿がそびえたっていました。圧巻!!

ランチタイムはとうに過ぎていたのですが、この広場に面したカフェのランチをいただくことが出来ました。
まずは腹ごしらえってことで・・・

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『シーフードリゾットみたいなの』
『豚ヒレのパイ包み』

どちらも、南仏ロゼにぴったり。
特にパイ包みの方は、見た目より美味しかったです

お腹が満たされた後は、いよいよ教皇庁宮殿の中へ

教皇庁宮殿(Palais des Papes)

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入ってみたら、いきなり猫がいました。
しかも人なれしている

中は、旧宮殿と新宮殿に分かれており
(広場から見ることの出来る外観は「新宮殿」)、とにかく広い!!
修復された美しいフレスコ画などがある部屋はカメラNGでした。

約70年間近くここに教皇庁が置かれたことで
人口が1万人にも満たないアヴィニョンの街が、急激に都市化、人口増加によるデメリットもあったものの
著名な文化人が集まり、その交流と発展により、その後南仏の一大都市になったそうです。

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贅沢な家具や調度品、彫刻等は、フランス革命時に壊されたり売却されたり
またその後に兵舎として使われていた歴史もあったそうで、
現在の宮殿内は基本的にがらんとした大空間になっていました。

ですが、撮影NGの場所で見たフレスコ画からは、当時の華やかな生活を伺い知ることが出来ました

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「にゃーん」
同じ猫ちゃんに再び遭遇~

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まるで道案内をしてくれているかのうような、可愛いニャンコでした。

その後、アヴィニョンの橋(サン・ベネゼ橋)に行ってみようと思った私達でしたが
どうも行き方がよくわからない・・・

とりあえずそっち方面に向かってみようということで、高台に登ってみました。

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「橋が見えるよー!!」

ここは、岩壁の上につくられた公園(ロシェ・デ・ドン公園)になっていて
噴水を有した池の傍にカフェがあったりと、とっても素敵

目的地をここにして遊んで行ってもいいんじゃない?と一瞬思ったほど
家族連れやカップルの憩いの場となっていました。

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さて、さっき眼下にみる事の出来た、あの橋。
やはり行き方がよくわかならない。
とりあえずこの公園の先にあった階段を下りてみることにしました。

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手をつなごうとすると拒否し、階段の途中で何度も止まっては
石を拾って運ぶひと・・・意味不明の行動ですが、彼にとっては面白いらしい。

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何段もの階段をおりきると、ローヌ川に出ました!!
川に沿って散歩することになりましたが、これがまた見晴らしがよく、絵になるんですよね。

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ここでもまた橋を目前にして、手前の城壁階段を意味もなく登ってしまうミスを犯しましたが、
その先に発見

ようやくたどり着いたアヴィニョン橋への入口

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(ああ~近くて遠かった

サン・ベネゼ橋(Pont St-Benezet)

「アヴィニョンの橋で~♪」童謡で知られているこの橋、
途中で橋が無くなっており、向こうへ渡ることが出来ません。
「それじゃ橋じゃないじゃん」って感じですが、れっきとした世界遺産。

建設されたのは12世紀。
ベネゼという羊飼いの少年が神のお告げを聞き
大人の男30人がかりでもびくともしなかった岩を、たった一人で川に投げ混み
これがこの橋の基礎になったのだとか。

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(概略図)

建造当時は長さ900m、22のアーチをもつ長大な橋だったそうです。
それから幾度となくローヌ川の洪水で流されたり、戦で破壊されたり、
その都度修復を行ってきたそうですが、17世紀以降それも打ち切られ現在の姿になったとのこと

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途中までしかない橋、その見た目はちょっと切ないですけども
夕暮れにかかるその姿がまた郷愁を誘います

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橋の途中にある「サン・二コラ礼拝堂」へ入ってみました。
キラキラと輝くきれいな川の水面をわりと間近に見る事が出来ました。

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(何を想う?)

歌大好き長女は、かねてより「アヴィニョンの橋で、シュールポンを歌いたいと申してましたので
今回の橋観光には並々ならぬ思いがあったのか(笑)、
橋の高さに慣れてからはテンション高めでございました。

ちなみに、シュールポンとは・・・
日本にいた頃に実家近くのホームセンターで格安購入した童謡の英語ソングCD
何故か「アヴィニョンの橋の上で」だけ、フランス語だったんですよね。
(Sur le pont d'Avignon スュール ポン ダヴィニョーン~)
そこで長女の中では、この歌の歌詞が半分フランス語でインプットされてしまったようです

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(念願かなったり

また、歌の歌詞についての余談ですが、
実際はこんな狭い橋の上で、大勢が「輪になって踊って」ということは不可能で
上ではなく橋の下の中州で踊っていた様子をモデルにしているそうです。

復路は、ちょうど教皇庁宮殿を目の前にみることが出来、本当に美しい光景でした

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アヴィニョンを速足で堪能した後は、次の目的地
「エクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)」という街へ向かいました。

この日の晩御飯は宿泊先ホテルのレストランにて。
ここは「星付きレストランのシェフが~」な評判があるらしく、疲れていたので迷わず予約。

お料理はどれも期待通り
子供用には男の子用と女の子用の玩具をいただきまして、
そんなレストランの嬉しい心遣いと美味しい料理でワインが進みました

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なんかよくわからない写真ですが、『シーフードラザニア』
ソースが絶品。

『フォアグラパテ』
『オマールリゾット』
『ハト』

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どの料理もとろける美味しさというか、決して素人にはマネの出来ない味で、
なのに子連れで入れちゃうという寛大なレストランということで、大大満足でした

そしてこのホテルではちょっとした思い出も。
部屋でシャワーを浴びている最中、髪がシャンプーまみれのタイミングで、ものすごいサイレン音が
誤作動にしてはなかなか鳴りやまず、不安に駆られた子供達まで泣き出して、
主人がホテルに確認したところ「訓練なのでフロントへ降りてきてください」との話。

2児連れでエレベーターではなく階段を使い(真面目だ)フロントまで避難してみたところ、
そんな雰囲気は全くなくて、なんだか白けてしまったという・・・
かなりテキトー

とまあ避難訓練は適当にやっていましたが、良いホテルでした。

Renaissance Aix-en-Provence Hotel
320 Avenue Wolfgang Amadeus Mozart, 13100, Aix-en-Provence,

次回は、エクスの旧市街、この街に生まれ亡くなったセザンヌのアトリエなどを訪れてみたことなど
まだまだ続きます


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