南仏旅行記⑦コート・ダジュール編「ニース、ラ・テュルビーのローマ遺跡?!、カーニュのルノワール美術館へ」

南仏旅行記後半、コート・ダジュール最終日となりました。

最終日の宿泊地は、コート・ダジュールの中心地、ニース(Nice)
19世紀中頃までイタリア領だった影響もあり、その独特の食文化や
温暖な気候が、時の欧州貴族から人気を獲得し以来高級リゾート地として発展してきたそうです。

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宿泊したホテルの窓から見たニースの海岸。

「この時期は寒いから泳げないんだよ?」
「それでもいいのー!海に行きたい」
というわけで、ニースのビーチへ行ってみました。

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天気も良くて、南国の風を感じるねぇ~♪

なんて言いたいところですが・・・この時期風は冷たかった。

そして、ニースのビーチは砂浜海岸ではなく、石ころビーチですが
ニースブルーと言われる美しい海を目前にみることができました。
シーズン中にはトップレスの女性を沢山お見かけするそうですよ

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この日は波も高かったようですが
子供達はこの波との追いかけっこ的な遊びに盛り上がってました

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「きゃ~」
「逃げろ~」

午前中はニースの旧市街を散策することに。

この日はけっこう大規模なアンティーク(骨董)市が開催されていました

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陶器や銀製品を始め、素人にはとても見て回れない程の出店!!
知識がないので実際購入するまでには至らなかったけど、掘り出し物もあったのかも。

南欧の街に通じる、朗らかで美しい街並みでした

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(サレヤ広場)

ここで、とにかく種類豊富なジェラートやさん発見
ジェラートを食べながら充電です

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また、このニースには、南仏を拠点として活躍した画家マティスやシャガールの美術館などもあって
好きな方にはたまらないかと思います!!

そしてこの日のランチはまた別の村へ
ラ・テュルビー(La Turbie)
標高500mの崖の上を走るドライブルートの中でも眺めのいい場所として知られているそうです。

この立地を利用して、ローマの初代皇帝アウグストゥスが紀元前6年に建てた
「アウグストゥスのトロフィー」と呼ばれる記念碑の遺跡が見どころ!!

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ということだったのですが
なんと定期的なお休みの日にビンゴでした

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(車から撮った写真、奥の神殿ぽい建物がアウグストゥスのトロフィーです。)

猛烈に残念
ですが、ここからの景色が素晴らしく、そんな悔しい気持ちを一転することが出来ました。

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主人いわく「あれがモナコだよ」
モナコ?あんなに近いのってくらい眼下に見られます。

さて、もうランチに期待するしかない。
とゆことでこの村にある、評判のお店に行ってみました。

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見た感じごくごく普通の街のカフェって感じですが
近所に三ツ星オーベルジュを構えるシェフがオープンしたビストロで
この店目当てに連日遠くの街からわざわざやってくる人もいるのだとか。

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前菜。見た目も普通のカフェ飯ぽいですが、
食べてみたらもう、全然!!違う!!美味し~い!!

メインもかなり優秀、というか、一口食べて素直に「これはすごく美味しいね」と言えるビストロの味

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上ポークソテーのタマネギソース。
肉の焼き加減やソースの深い味は言わずもがな、付け合わせもヘルシーで嬉しくなります。
下のチキンは主人のオーダー。
赤ワイン煮込みかな?とってもジューシーで、旨み溢れてます!!ってお味でした

とても美味しいビストロ飯にありつけたので、
「トロフィーの休業がなんだッ」悲しいことなどすっかり忘れて、旧市街を散策です。

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実はこの写真、以前もこのブログでご紹介したことがあるんですよね。
あの時はそのあとすぐに旅行記を書くつもりだったんだけど

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その街がここ、ラ・テュルビーの旧市街なのでした。
とても小さいけど、素焼きの植木鉢が窓辺並んでいたり、猫がうろちょろしていたり
素朴で心から和める可愛い街でした。

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観光客が押し寄せるほどではないような規模の町ですが
美味しいランチもいただけて、大好きな猫の写真も沢山撮れて、大満足です。
(遺跡に入場出来たら大大大満足だっただろうな~、と実はまだ悔やんでいたりして)

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そして次、ルノアールが晩年を過ごした邸宅のある町
カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer) へ向かいました。

その主たる目的地がこちら
ルノワール美術館(Musee Renoir)

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晩年、リウマチに苦しんだルノワールが、医者に温暖な地での療養をすすめられ
ここに土地を買ってお屋敷を立てたのだそうです。
美術館というよりも、ルノワールが実際に住んだ邸宅内の展示を見ることが出来て
周りの素晴らしい景色やオリーブが茂る庭園などを見るだけでも価値がありそう

入口の建物はとてもこぎれいで(後から知ったのですが改装したばかりだったみたい)、
受付の男性、なんと日本語をしゃべってくれました。
きっとここへ来る日本人が多いのかな?

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(ここでこの絵を描きました、の看板)

1907年から1919年に亡くなるまで、ここで家族と暮らし絵を描いたんだな~と思うと
全く美術に詳しくない私ですら、あたたかみのあるルノワールの絵は好きなので、少なからず感激!!

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3歳と当時5歳の子供達にとっては、それこそこういうスポットは猫に小判なんですけど
敷地内の砂利道や坂道を走り回るのは楽しかったみたい。
(なぜか、砂利だの坂だのが大好きなんですよね

当時、マティスやピカソなど、ルノワールを慕う多くの画家がここを訪れたそうです。
邸宅内も決して豪華ではないけど、こんなところに住んでみたいな~と思わせる素敵なお宅でした。

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地中海が一望できるダイニング

そしてそして、キッチンです!!広いなッ
当時はこんなコンロ?やオーブンを使っていたんですね。

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そしてまたバスルームも広いッ
随分とお金持ちだったんですね、ルノワールさん!!
と思わず突っ込みたくなります。

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思わず生活感が残るエリアの写真ばかりのせてしまいましたが、
他にも、アトリエとして使われていた部屋には、彼が実際に使っていた車いすやイーゼルなどが展示されていたり
10数枚ではありましたが、もちろん彼が描いた絵も鑑賞することが出来ます。

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閉館時間が迫っていて人も少なかったので、間近でじっくり見ることが出来ました

そしてバルコニーからの眺め

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さて、このルノワール美術館をあとにして
敷地内のオリーブ林からも見る事の出来た、カーニュの鷹巣村「オ・ド・カーニュ(Haut de Cagnes)」へも足を運んでみました。

もう日が暮れる~
とにかく時間が押していたので急ぎ足での散策です。

グリマルディ城(Château Grimaldi)
14世紀にグリマルディさんによって建てられたお城だったそうですが、現在は博物館と美術館として使われているそうです。

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時間があれば入ってみたかったな。

いっぽう、「もう行くよー!!」つってんのに
お気に入りレーシングカーで遊びその場を離れようとしない3歳男児

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ペタンク(pétanque、南仏発祥とされる鉄のボールを使って興じるスポーツ)場、
「砂地」なので彼にはたまらなかったのでしょう。

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(最後に小走りで車に戻る際に撮った、この旅最後の1枚です)


以上、去年(1915年)秋の南仏旅行の自己満記録、ようやく完結出来ました

今回はシーズンオフ(の直前?)で私自身は初の南仏でしたが、
一言でいえば、絵に描いた風景が広がる本当に素敵な場所、ご飯もワインも美味しい!!
行けるのであればまた行ってみたいと思います。

1915/10/29~11/2 南仏旅行記

「①プロヴァンス編『サンレミ、ゴッホが療養した修道院他』」
「②プロヴァンス編『ゴッホが愛した街アルル、ローマ時代の円形競技場など』」
「③プロヴァンス編『世界遺産アヴィニョン、教皇庁とベネゼ橋』」
「④プロヴァンス編『セザンヌゆかりの街エクス』」
「⑤コート・ダジュール編『アートな鷹の巣村、サン・ポール・ド・ヴァンスの夜景』」
「⑥コート・ダジュール編『行ってみたかった~!!エズ村の絶景』」
「⑦コート・ダジュール編『ニース、ラ・テュルビー、ルノワールの住んだ家ほか』」


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