シチリア旅行④世界遺産の街 シラクーサ「オルティージャ島」・「考古学公園」 &猫たち

シチリア旅行、まだま続きます。
タオルミーナに2泊して、次の目的地は『シラクーサ』です。

シラクーサは、紀元前のギリシャ時代からシチリアの要所として繁栄した美しい街で
かのアルキメデスの故郷であり(大学受験の時にセットで覚えたっけ)、太宰治の「走れメロス」の舞台となったところです。
2005年には世界遺産にも登録されているそうで、見どころはいっぱいありました。

まず、町の主要なエリアは、「オルティージャ島」と本土に分かれていて
私達が宿泊したのは、そのオルティージャ島です。
出島みたいな島が、本土から数本の橋でつながっており、バロック様式の豪華な建物が沢山並んだ街でした。

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パピルスが茂る、「アレトゥーザの泉」
地元の人たちの待ち合わせ場所としても知られる、伝説の泉だそうです。

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ホテルにチェックインした時間はもう夕方近くでしたが
せっかくなので日が沈むまでオルティージャ島の街中を散策してみることにしました。

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少し小道を入ると、住人や猫くらいしか歩いていないような、ひっそりとした所があったりして
涼しい風を感じることが出来ます。

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そういえば、街の形を含めて雰囲気が、去年旅行した南イタリアの街、ガッリーポリに似ているような。

賑やかな広場へ向かう通りには、カフェやレストラン、雑貨屋さんなど
その雰囲気がまたとても可愛くて、思わずカメラを向けてしまいます。

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なんとなく入った食材店のオリーブオイルが、めちゃめちゃ好みで美味しくって
あれはもっと買っておけばよかったな。

オルティージャ島のシンボル、ドゥオーモ広場に出ました。
シラクーサのドゥオーモ、かつてこの場所に紀元前5世紀頃にアテネ神殿が建設されており
その神殿が教会へと改築され(神殿の構造跡は今でも残っているそうで興味深いですね)、
現在の外装は17世紀末シチリアを襲った大地震後にバロック様式に再建されたものになるそうです。

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シラクーサの守護聖人、聖ルチア(サンタ~ルチ~ア~♪の歌の方。なんでもローマ皇帝によるキリスト教迫害時、拷問で目をえぐられ、目の神様としても知られているそうです)が祀られている大聖堂です。

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(どうも綺麗だなと思ったら、近年修復がなされたばかりとのこと)

他にもこのドゥオーモ広場には、17世紀中ごろから18世紀にかけて建てられたバロック様式の立派な館、
立派な市庁舎や大司教館があって、豪華!!見ごたえがあります。

また、ルパン三世の愛車としても知られる、イタリア車フィアットが何台も路駐しているのに遭遇。

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と思いきや、突然一斉に大きなエンジン音がなり順番に列となって走り去ってゆきました。
何かのイベントだったのかな?
(車大好きな長男と主人の目は輝いていました)

本土から橋を渡ってわりとすぐの場所にある、アポロ神殿
紀元前6世紀頃に建設されたといわれ、シチリアに現存する遺跡の中で一番古いそうです。

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そろそろ日も暮れてきたので、夕ご飯へ
主人は前日からお腹を壊していたので、オーダーは少な目に、お酒も少な目で。

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手長海老や、イカのグリル、シーフードスープが美味しかったです。

宿への帰り、ライトアップされた大聖堂が美しかった

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翌日も快晴~

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潮の香りと照り付ける太陽。
この日はオルティージャ島のホテルをチェックアウトして、本土の方へ行ってみることに。
本当は、ここを素通りして次の目的地パレルモへ向かう予定だったのですが、行ってみて大正解!!

ネアポリス考古学公園

1950年代、政府の資金によってシラクーサの古代遺跡を整備して作られた公園で
紀元前5世紀頃のギリシャ時代からローマ時代の遺跡を自然の中に見ることができます。

「ローマ時代の円形闘技場」

公園の中では唯一、紀元前のギリシャ時代ではなく
おそらく紀元1世紀頃に造られたであろうという円形闘技場です。

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140m x 119m、シチリアで最も大きい円形闘技場なんですって。
中まで入ることは出来ませんでしたが、しっかりと地階までほられていて、
きっと当時相当立派だったんだろうなと想像できます。

「ヒエロン2世の祭壇」

紀元前3世紀頃の、当時の僭主による祭壇です。

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これまた巨大で横に長~~く
現在残るのは基壇の部分でこの上に神殿が建っていたそうです。
戦争に勝利した時にはここに「牡牛を450頭をささげて焼いた」そうですよ。

「天国の石切り場」

ここも紀元前5世紀頃、ギリシャ時代の石切り場だったそうです。
中でも「ディオニュシオスの耳」と呼ばれる縦長の洞穴が有名で、「地球の歩き方」によるとその大きさは高さ36m!!

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中に入ってみました。
コソコソ声でも、大きく反響されて聞こえてしまいます。
この音響効果は想像していた以上かも。

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子供に「何か歌ってみたら?」と提案したところ
「やだ、なんかこわい」と言って、歌えず。確かに…

それでも明るい入口から洞窟に向かって、軽く歌ってみるとこれまたものすごい音響効果で
他に人もいなかったので、思わず気持ちよく歌ってしまいました♪

この公園には猫もいっぱい

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カステルモーラの猫もそうだったけど、皆ノンビリ(暑さでぐったり?)していて、人なれしています。
特にこのトラちゃんは、サービス精神旺盛で可愛かった

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(どうぞ好きに撮ってくださいニャ)

そしてこの公園に来たら、ぜひぜひぜひ見ていただきたいのが
「ギリシア劇場」

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紀元前5世紀に建造され、紀元前3世紀頃さらに増築された、シチリアに現存する最大の劇場!!
ということで、そのスケール感は半端なかったです。

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石灰岩質の緩やかな丘をくりぬいて造られていて、
そのためシラクーサの海のほうまで見渡すことができます。

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太陽はかなり眩しいけど、春の爽やかな風がここちよく、さらにこの見晴らし
しばらくぼーっと座っていたくなりました。

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(劇場の上には、水が流れる洞窟があって涼し気です)

現在でも夏の間はここで古代劇などが上映されるそうです。

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ほんの寄り道気分で立ち寄ったけど、ここは行っといて良かった

この考古学公園、チケット売り場が、何故か入口ではなく 
車道を渡って反対側の駐車場の奧のほうにあります…そこだけ注意です。

シチリア旅行①タオルミーナ・旧市街と古代劇場
シチリア旅行②タオルミーナ・グランブルーの海岸へ
シチリア旅行③空と海に囲まれた、カステルモーラ &猫たち
シチリア旅行④世界遺産の街 シラクーサ「オルティージャ島」・「考古学公園」 &猫たち
シチリア旅行⑤異文化融合文化の街、パレルモ・世界遺産めぐり。
2016/4/1~5


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